涙袋形成術

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涙袋とは下瞼のまつ毛直下にできる帯状の膨らみのことです。眼輪筋が肥大していることででき上がっています。
涙袋を形成するには、ヒアルロン酸注射がよく行われています。
手術では、脂肪移植または筋膜移植が選択されます。
 

ヒアルロン酸注射による涙袋形成術

ヒアルロン酸注射による涙袋形成術がよく行われているのですが、ヒアルロン酸は、時間経過とともに徐々に下の方向に広がり涙袋の幅が大きくなっていきます。またヒアルロン酸が青っぽく透けて見えます。ヒアルロン酸は半年頃を境に次第に吸収されていくなどの欠点があります。
 

手術による涙袋形成術

筋膜を使った方法


筋膜移植による涙袋形成術の術式です。
 
当院の涙袋形成術が英語論文になりました。
当院での手術による永続的な涙袋形成術が、アメリカの医学専門誌に掲載されました。
 

参考文献


Subciliary augmentation of the lower eyelid in Asians using a deep temporal fascia graft. Aesthetic Plastic Surgery 2014;38:303-308.
 

脂肪を使った方法

さらに当院では、二の腕の脂肪を移植する涙袋形成術も考案しました。脂肪移植では、生着率が筋膜移植より劣りますが、十分に満足できる結果です。筋膜を採取するのが抵抗のある方でも、二の腕の脂肪採取なら許せるという方に適しています。
 
脂肪移植による涙袋形成術の英語論文が2023年12月にアメリカで出版されました。涙袋については世界トップレベルの業績を上げています。これからも世界標準治療を目指します。
 
ここをクリックすると、涙袋形成術の英語論文が閲覧できます。
 
涙袋形成術の英語論文タイトルは、以下です。
Mizuno T, Yamamoto A. Pretarsal augmentation of the lower eyelids using fat grafts in Asian patients. Aesthet Surg J Open Forum 5: ojad108, 2023

手術時間

約1時間30分


麻酔方法

局所麻酔・点滴麻酔


抜糸

5日後


お化粧

瞼以外術後より可能


飲酒

術後7日間禁止


術後の腫れ

強い腫れは2~3日。1~2週間でほぼ落ち着きます
1ヶ月〜2ヶ月程度で自然な仕上がりになります


リスク

腫れや赤みが生じる場合がございますが、時間の経過とともに自然治癒いたします
左右差が生じる場合がございます

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