目頭目尻切開

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1.目頭切開法

目頭にある小さな皮膚のヒダを蒙古ヒダと呼んでいます。名前のごとくわれわれモンゴル系の人種に多いものです。目頭切開法はこの蒙古ヒダを切って目頭を出す方法なので、目頭から目尻まで平行型の二重まぶたになります。目尻に向かって広がる日本人的な二重というよりは、欧米人タイプの目に近くなります。二重の形は奥二重型、末広型、平行型の三つの型に分けられます。白人ではほとんどが平行型で目頭の部分にある涙丘という赤い部分が露出していますが、日本人ではこの部分に蒙古ヒダが存在するために末広型になる人が多いようです。ヒダの程度は、ほとんど無い人からかなりヒダが強い人まで色々です。末広型を平行型の二重にしたい、目の内側をもう少し大きく開けたい時は目頭切開法が適しています。
手術としてはこの邪魔なヒダをなくしてしまえばよいわけですが、実際の手術法には従来からW法とZ法とがありました。W法は目頭にW型の切開をして行ない元々ヒダの内側に隠れていた皮膚を表に出す方法です。一方、Z法はその名のごとくZ字状に切開し蒙古ヒダのひきつれを上下方向に解除する手術です。W法より傷跡が少ないという利点があります。また最近、スキンリドレープ法という新しい術式が登場しました。W 法とZ法いずれも垂直の傷跡ができるのに対して、スキンリドレープ法では、水平の傷跡になるので、傷がより目立ちにくいという長所があります。
なお目頭切開法を受けても目と目の間(鼻根部)の皮膚を思い切り指でつまんだ形にはなりません。目を引っ張るのではなく余分な皮を取るのが手術の目的ですから、目頭の位置自体は変わりません。目頭切開法の傷は二重の線に隠れません。術後3~4週間は傷の赤みの目立つ人がいます。
 

W法による目頭切開


 

Z法による目頭切開


 

スキンリドレープ法による目頭切開

2.蒙古襞形成(目頭切開修正)

目頭切開術により蒙古襞を切除しすぎ、目と目の距離が近くなりすぎた場合などが適応になります。
蒙古襞を新しく作り、目の内側を隠すようにします。
 

植皮法

植皮により蒙古襞を新しく作ります。目頭周囲に傷をつけることがない当院オリジナルな方法です。
 

逆Z法による蒙古襞形成術

目頭切開のZ形成術の術式をそのまま逆に切って戻す方法でおこないます。内眼
角の鼻側の皮膚で皮弁を作成し、ロール状に縫合した皮弁を下眼瞼方向に引き
下ろし固定することで、蒙古襞を形成します。
 

Shark fin flap法

こまちくりにっく土井先生が発表した方法で、目頭の部分の皮膚が足りない場
合、目立つ傷跡が大きい場合に適応になります。

 

3. 目尻切開法

目尻を切開して切れ長の目にする方法です。
たれ目にする場合、目尻切開法と下眼瞼下制術を併用するとたれ目効果が上がります。
 
 
 
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